ポンポンポン。

親が今流行というラー油を買ってきた(中ににんにくの入っているやつ)。感想としては・・・まあおいしいけどラー油はラー油。
件の製品自体は、去年の秋時点で品薄状態だったわけだが、実際にテレビで話題が見かけ始めたのは今年入ってからだよね。それに乗じて、いろんなところでラー油、ファミレスの新商品でもラー油。まあもう人気は下火に向かっている傾向だね、同業他社に広まっている状況だと。
最近さすがに、こうした『流行』の構図が見えてきて、同業他社が多く参入するころにはピークだが、すぐ下降線に向かうのはわかりやすい傾向。
流行なんてものは、必ずどこかの発信源があり、それが『意図』の元な場合も多々存在する。
『今年の流行色』というのがあります。(今は若干異なるのかもしれませんが)アパレル関係に限定する話ではありますが、実はこれは「この年はこの色にしよう」と二年前から決めていることなんです。それがファッションショー・実際の小売店までの生産販売などのラグを経て、自分たちの手に届く。何と、自分たちが目にした流行はそれほど前から作られたものなのです。ただ、これに『意図』は感じられないかなと。二年後は景気よくなるだろうから明るめの色にしようぜ、みたいなことはまず無理かなと。逆にもしかしたら、明るい色を取り入れたことで景気がよくなる(このあたりは色彩の勉強をちょろっとするとわかる。色が持つ人間への影響とか)可能性だってあるわけです。
まあよく考えれば『今年の流行色』をニュースに取り上げるのって、その年の終わりの話じゃないんですよね。そのあたり考慮すると『あれ?』て流行に対して疑問符がつけるわけです。
ラー油の件なんかも、「これやべぇまじぱねえよ」って薦めたのがどんどん広まったのかもしれないし、そうした口コミを広めたのかもしれない。『ティラミス』なんかも、それまで存在すら知られていないような菓子だったのに、口コミで広まったし。
オタな自分ですら、最近のアニメにはとんと疎く、けいおんだって第一期放映当時大盛り上がりだったが、自分は『ふーんそうなんだー』と結構流していました。第二期になってちょっと見始めたんで『一期も見てみるか』ぐらいの感じ(今自分が漫画購入に精を出していることもありますが)。
流行に乗るのは確かに楽しいですが、一方でそれを追いかける行為は、とても『疲れる』とも思うんですなあ。