テトテト。

最近韓国の女性アイドルグループが日本でもCD発売なんてのを見ました。渋谷の109前でライブとかでパニック状態になり予定よりもずっと短いライブとか何かありましたが、夏休みの109前でサプライズライブとか、件のグループじゃなくてもパニックになるのは予想できたんじゃないでしょうか(以前も誰だかゲリラライブやったら大変なことになった記憶があります)。実際に『そういうグループが来たという噂を聞いて見に来た』なんて人はどれくらいいたかはわからん訳ですし。
閑話休題
CDが売れないなんてことはここ数年言われていますが、だったら何で日本のアーティスト推さないのと思うわけですよ。
韓国の『男性』アーティストはまだわかるんです。東方神紀とか固定客がいますから(いわゆるF2ってやつですね)。しかし、日本で韓国の女性アーティストが売れるって話はあまり聞かない(ちなみにBOAはCDが売れてる頃にデビューしてるんで話には入りません)。F1層が買うかもしれませんが・・・今は女性ソロアーティストのほうが目立つからなあ。どの層を狙ってるんだか、レコード会社の考えはわからんです。
日本の曲が海外で評価されるのってあまり無いわけです。始めから海外で活動したならともかく。海外市場に期待が持てない業界なんだから、せめて国内を盛り上げようと考えられないんですかね、と。海外の音楽も情報の速さが出てきて、買う層にとって便利になったので、小さくてもある程度市場はあるわけです。なので放っておいても廃れる経緯は見えないんで、海外市場を大きくして、日本の市場を小さくするリスクってのは無視できないと思うわけです。だったら、広告打つなら万人受けする日本人アーティストを推した方がいいんじゃないですか。今ならまあ福山雅治とか。大河ドラマに出ていて高齢者層にも知名度広がったし、元々男女両方から好感度の高い人だし。新曲も最近出ましたが、タイアップドラマ内以外でのCM広告ってあまり打たれてなかったような。
アイドルグループってのは確かに無視できないわけです。ジャニーズなんかだってアジアでは若い女性層に人気ですし。ただまあ対男性層は今だったらAKBみたいに強固な層がいない限りは成功は難しいんじゃないかと。
・・・とまあ書き連ねましたが、携帯ダウンロード数なんかはミリオン行く訳で。単純に音楽の売り方が薄利多売になったんじゃないのかなと思うのが本心なわけで。在庫抱えるリスクがなくなるわけですからね。CD売れないとか嘆いてはいても、利益が出ていないわけではないんじゃないかと。その辺りは一企業ばりに、人件費削減とかに至らないのかなとも思うわけです。
・・・最後に、CDはなぜ値段が下がらないんですかね。昔に比べてプレスに対する原材料費コストとか下がってないんでしょうか。着うたに比べた印税の割合はわかりませんが、スーパーファミコンみたいに仲卸が関連してすっぱ抜いてたなんて事実だったら、ますますCD離れするんじゃないでしょうかね。