ブラックモード。

世の中にはもちろん『これ』が好きな人もいるので、そんな方は読むの非推奨。


カレーうどん』の話です。
カレーうどん、食べ物の好き嫌いはほとんどないのですが、これだけは許容しがたい。カレーもうどんも好きなのに、ミックスしたこれだけは未だに食わず嫌いであり、お金を払ってまで食いたくないとも思う。カレー&うどんのハーフ&ハーフセットがあるなら間違いなくこちらを選択する。カレーうどん単品より高くてもだ。
理由はまあいくつかある。


・食べるのに気を遣うこと。
これは大きい。普段、子どもならまだしも、カレーライスでそうそう服を汚すなどはしない。汚す要因は『落ちる』であり、一口分がスプーン上である程度形作られるため、汚すことを気にしなくてもポロリと落とすことも少ない。カレーうどんは、あれは麺という構造上、すすらなくてはいけない。ラーメンでもうどんでもそばでも、すするときに生じる汁はねは懸念材料だ。だが、普段食するその三種が男性に好まれるのは、豪快な食べ方を『魅せる』点もある。その際にスープや漬け汁が服につくことも気にせずに。うまい人は豪快にすすりつつ、汚さないテクもあるだろう。なのだが、カレーうどんだけは相当目立つ。コーヒーをこぼしたとき並に目立つ。ゆえに豪快にすすることも出来ず、静かに食べざるを得ない。日本の食文化でも、音を出して食べても良いという例外として上げられているのに、自国文化を否定しているような気にすらなる。
・求めるレヴェル。
カレーもうどんも好きである。ゆえに、二つを混ぜたのだからもっとおいしいものが出来上がるのではないか、という理想の高さが自分にはある。好きでも嫌いでもないものを1として、好きなものは1.5〜2ほどに数値化する。好きなものを混ぜたのだから平均値としてその数字に届かないのが納得いかない、というのが個人的な心情であり本音である。世の中には、平均値が下がらないものももちろんある。パンに何かをはさむ、乗せるなどはその例で、コロッケパン、焼きそばパンなどそれらだ。食べあわせというものがあるから、何でもかんでも合うわけではないが、カレーとうどんの出会いが決して良いものだとは考えられない。


かなり私怨なんですが、これには理由がある。今日家で出た夕食が、カレーうどん+白米というものだったからだ。「何だよ―――それ」とか言いたくなった。だったらカレーライス出せやーと。