ワンアワードリーム。

日本人は限定されたり、規制されたりした状況で力を大いに発揮する例、をアニメ漫画に見る。
秀吉がいる。
バカテスのである。あれは、性別秀吉とも言われている。ある意味で逃げ道である。
今はかなり規制が厳しくなり、いろんな裸であったり、男児の性器描写もない(べるぜバブがどうなるかは関心がある。PTAからクレーム来て中止が最悪のシナリオだけど)。
『描写が出来ない』ことを逆手にとって、この子が男の子なのか!?みたいな考え方を受け手に感じさせる。昔から「こいつ・・・男(女)だ!」という表現はあったけど、最近は俗に言う『こんな可愛い子が女の子のはずがない』にシフトしている。貧乳だっているし、絵柄の表現次第では「もしかして」を引き合いに出せる。男だと明言していたとしても、周りが男の子扱いしない、もしくはそのキャラの行動が女性を想起させる、そうした表現だけであやふやにし、受け手の想像力を掻き立てるのだ。
これのデメリットは、ショタ好き、性質が悪ければ男によるショタ好きが増え、異常性癖者を増やすことだ。このような作品が生まれなければ(というかメジャーにならなければ)、本来普通でいられた人間を目覚めさせてしまうことに繋がる。
日本人は、規制をするとおかしくなる人種だとちょっと考えさせられてしまう。