ヌヴォー。

ボジョレー。酒を飲む人呑まぬ人、恥をかかないために一つ。
ボジョレー・ヌーヴォーは新酒・テスト酒であり、あくまでその年の葡萄の出来を見るもの。「××年製のボジョレは○○な出来で、この年の(フランス)ワインはこんな味だよ」みたいに、まあソムリエにとってのメモ・記録みたいなものでもある。普通のワインより短期間で仕上げられることも相まって、実際おいしいかといわれたら・・・うーん・・・みたいな。他のビンテージワイン買ったほうが良いものに巡り合えるかな。ちなみに『ビンテージ』という言葉自体ワインからの言葉で、収穫年のことを意味するんだよ、豆知識。
なので、ボジョレーが解禁とか毎年ニュースになりますが、ニュースが欲しいのはソムリエとか輸入者とかであり、一般の人には本来はあまり関係ないこと。そうした広告で踊らされるのももったいないです。世の中にはたくさんおいしいワインがあり、ワインで食事を楽しむことが出来ます。ワインの楽しみ方っていうのが日本人には慣れたものではないからかもしれませんが。
自分が言うのもアレですが、ワインはそんな単純なものじゃないのです。