夕暮れ、小さな。

という昨日の文章[出典:『ロリコン・ララバイ』著・杉内舞汰]を踏まえつつ。
今週のジャンプで辛くも規制を逃れたのだが、ここで美柑の価値を語りたい。
一つ、劇中での恋愛に踏み込まない。
実とか義理とかの家族関係で最近は結構べたべたする妹とか乱立するストーリー多い中、珍しく『家族愛』的な関係を構築されている。
二つ、ロリキャラの領域。
現代の漫画事情を鑑みて、美柑はどうしてもToloveるが今ある存在理由から外れてしまう。おおよそ物語は学園モノなので、そこに踏み込まれないゆえに出番も多いものではなくなってしまう。そして年齢によるさまざまな制限によるToloveる内でのお色気シーンの割合の低さ。
三つ、超出来る子。
家事は無論、気配りも出来、そしてリトや春菜などの気持ちを察することも出来る。
さらに踏まえつつ、実は心の底では寂しがっている面に注視したい。
特に、ヤミに対して積極的に関わりを持とうとするのは、同じ『孤独』を抱えているからなのだろう。詳しいことは描かれていないものの、小学生の内から家事を任され、親は基本家にいない。似たもの同士として寄り添いあいたいのは理なのだろう。まして小学生である。上げた三つの条項に際したそうしたキャラクタライズのためのマイナス面はさらに彼女を魅力的にする。
劇中における主人公との重要な関係、の割に出番は多いわけではない、のにお色気シーンはさらに少ない、ので美柑の価値はかなり高くなるのです。
まあ結論から言えば。
こんな娘がいたらもうっ、てな感じです。


美柑初出→三沢のエルボー、三巻の美柑入浴→エメラルドフロウジョン、七巻美柑パンツ→ワンツーエルボー、八巻美柑水着→タイガードライバー、九巻以降の美柑入浴→タイガードライバー91か変形エメラルドフロウジョン