なぜ舞-HiME-にアリプロ。

キャスティングの豪華さ、とはどこまでを言えば豪華なのでしょう。
たとえば新進気鋭の若手声優が主役を勤めて、周りをベテランで囲む。
メーンが超人気声優で周りが失礼ながらまだそれほど名が立っていない声優で固めるか。
それなりに人気のある声優を数人で使うか。


人気というのはある程度上下してしまいますが、
声優をメインに持っていくときとサブに持っていくときでは、
豪華さへの寄与度が違うようにも思えます。


(若干主観も入りますが)絶対的数値でポイント化してみようと。
あれです、スポーツうるぐす江川卓がやってる連パ値みたいなもの。
主役級声優を8ポイント、サブ級声優を5ポイントを基準とし、
第一世代声優5〜8、第二世代声優5〜9、第三世代声優6〜10、
以降の若手声優1〜6として、
そのアニメで名が立ったり、サブとしての寄与度が高い声優のポイントがさらに加算される。

声優的ポイント図女性編の例。
堀江由衣8、川澄綾子8、新谷良子6、田村ゆかり9、中原麻衣10、清水愛9など。


男性編。
保志総一郎10、関智一9、泰勇気6、岸尾大輔7など。



ひとつ例に挙げてみて、前クールのスクラン
基本は公式ホームページなどのメーンキャストのみ。


小清水亜美:元ポイント6、成長著しく、同クール双恋もこなしたため+3
高橋広樹:元ポイント7、ダブル主役なので+1
小西大樹:元ポイント2、実は俳優で舞台テニプリ伊武役(関係ない)+1
能登麻美子:元ポイント10、人気はいうまでもないが、彼女がサブの時点で豪華+3
堀江由衣:元ポイント8、この位置はなんとも惜しい+0
生天目仁美:元ポイント6、大ハマリも+2
清水香里:元ポイント6、こういった役ができるのは強み+1
福井裕佳梨:元ポイント5、実は結構声優暦は長い(カレカノから)+1
南里侑香:元ポイント7、ちょっと珍しい役?+1


ほかにも泰勇気とか岸尾大輔とか出てるけどそれ以上はややこしいので今回は簡略。


スクランの合計は70。


ちなみに比較。


これが私のご主人様
皆川純子:元ポイント7、へたれがよく似合う。LOVELESSと同時期で比べると絵になりすぎ+3
浅野真澄:元ポイント7、ハマリ役+3
清水愛:元ポイント9、メーンは上記二人なので-1
植田佳奈:元ポイント7、百合役に選ばれる理由がわかる気がする+2


合計37。絶対値なので仕方がないが、相対的に考えればスクランと同等。
ほかの作品はまた今度。


本来なら、声優ごとにメイン・サブのポイントを区別するべきなのかも。
特に注目すべきは能登麻美子なのだが、
彼女の場合はメーンのときよりサブのときのほうが得点が高い。
同じく田村ゆかりもその傾向がある。
理由は、若干ながらサブで使われる機会のほうが多く、
そのときの主役が豪華であるため、引き立て役としてはかなり強いから。
ただメインばかり張っている声優(特に中原麻衣)がサブに回ったときは、
言うまでもなく得点は高いのだが。